遠い日の記憶

2008年08月10日

少し時間ができたので、久々地元に帰った。

家には帰らず、

子どもの頃の思い出の場所めぐり


生まれたときに住んでいた場所

小学5年生まで住んでいた場所

稀にだけど父親とキャッチボールをしてもらった駐車場

2歳の時脱走して、大騒ぎになった保育所

演芸会でタイツをいやいや履かされていた幼稚園

遊びや水泳・ソフトボールに明け暮れた小学校

人生の転機だった中学校

大好きだったおばあちゃんが住んでいた場所

20年以上帰ったことのない父親の実家

怪我して1週間学校に行けなかった時に父親に「ドラえもん」を買ってもらった本屋さん

よくお参りしていた神社

小学校のときに隣町の子たちと決闘した河川敷

毎日のように溜まり場にしていた駄菓子屋さん

その合間にある友達だった子たちの家


どれも思い出の場所。



ほとんどの場所が二十数年以上ぶり。

中学卒業と同時に親元を離れたから

地元と急に縁がなくなったような感じだったような気がする。


そのまんまだった場所

すでになくなっていた場所

朽ち果てて当時のイメージと違っていた場所


これら全ての思い出が今の僕の中に生きてるんだと実感した。


なんかモヤモヤしていた感覚が

忘れかけていた感覚が

失っていた感覚が


少しだけ前に向いて動き始めた気がした。


新しい自分が始まりそうな

昔から持っていた本来の自分らしい自分が始まりそうな


そんな気がした。


四半世紀を経て、蘇る感覚


そんな感じの週末だった。




同じカテゴリー(過去の記憶)の記事
 夢の中 (2008-05-10 11:56)
 高瀬町にいたライオン (2008-02-01 14:36)
 ライオンの住む町 (2008-01-17 00:45)

この記事へのコメント
楽しい、うれしい、悲しい、つらい・・・・

そんなことが

本当に素直に表わされていた・・・

そんな場所

私にもあるかもしれないなあ~って・・・

そしたらまた素直な自分を見つけることができるかもって思いました。

かわさん

ありがとう(^.^)
Posted by となきちとなきち at 2008年08月10日 22:59
>止まっていた時間が動きはじめる

>本来の自分らしい自分が始まりそうなそんな気がした。

素晴らしいことですね

涙があふれてきましたぁ


私も子どもの頃に断ち切ってしまった思いの断片を

つなぎ合わせに出掛けてみたくなりました


おとなになるってことは

やさしいことですね

瑞々しい感性に触れさせてくれて

ありがとう(^-^)
Posted by ちまこ at 2008年08月11日 00:09
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
遠い日の記憶
    コメント(2)